仙台市のJR仙台駅構内飲食店街にある「寿し処まぐろ茶家仙台駅店」が、3日から3日間、消費期限の切れた生ガキ108個を客に出していたことが分かった。飲食店街を運営するJR東日本の子会社・東北総合サービスが11日発表した。被害を確認できているのは腹痛を訴えた女性2人で、どちらも入院はしておらず快方に向かっているという。
同社によると、店は昨年12月30日、消費期限が1月2日までの生食用殻付きカキ600個を仕入れ、そのうち108個を3日以降、2個1皿500円で客に出した。店側は「年末年始は市場が休みになるため、これまでの経験から1週間は品質が持つだろうと考え、消費期限を無視してしまった」と話しているという。
カキは怖いですからねぇ。去年の冬から引き続いて、ノロウイルスが懸念されます。
牡蠣ばかり槍玉に挙げるわけではないんですけれど、「身近な、生で食べる二枚貝」って、牡蠣ですからね。熱を通せば問題ないんですけれど、ノロウイルスは二枚貝に多いので。
よく「牡蠣でアタる」と表現しますが、それはすなわち、牡蠣を食べてノロに感染した、ということです。誰にでも感染する可能性のあることですので、気をつけましょう。