心配性の男性ほど心筋梗塞になりやすいという分析結果を、米南カリフォルニア大などの研究チームが米心臓病学会の専門誌に発表した。
研究は、心臓発作歴がない平均60歳の男性735人を対象に1986年からスタート。心理テストで、「内向的」「不安感」「怖がり」など、心配性の度合いを点数化。3年ごとに健康状態を追跡調査した。
その結果、2004年までに75人が心筋梗塞を発症。心配性の点数が上位15%の人たちは、点数が最も低い人たちに比べ、心臓発作に襲われる危険性が30〜40%も高かった。
ストレスですかね。
正直言って、心配性の人って、損だと思いますよ。気にしすぎているわけですから。しかしながら果たしてそれは悪いことなのだろうか?社会で動いていく上で、自分のことだけじゃなく他者のことも考えすぎているために、不安を強く感じたりしてしまう。それは本来、全然間違ったことではなくて、むしろそういう風に他者のことを強く考えている人がいるからこそ、社会は円滑に進むわけですし、マンパワーの強い人を後押しすることもできるわけです。
ですから、自分が心配性だとかでずーっと悩み続けるより、相手の心を考えつつ自分を良くしていこうと思っているだけなんだから、少し前を向いて進んでいこうというスタンスでいれば、きっと、心筋梗塞になる割合も減ると思いますよ。
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