2007年12月28日

MRI検査を受ける際の注意点。

健康ナビ:歯の矯正で歯茎に針金が入っています。MRI検査は無理?

 MRI(磁気共鳴画像化装置)は、エックス線検査で見つけにくい脳などの軟らかい組織の病変や、血流の状態、腫瘍の性質をとらえられる。エックス線を使うCT(コンピューター断層撮影)のように被ばくの心配がなく、精密検査での利用が増えている。だが、非常に強い磁場を発するため、検査を受ける際には注意が必要だ。

 例えば、1・5テスラ(テスラは磁界の強さの単位)の一般的なMRIの近くで1キログラムのスパナを持つと、スパナが装置の磁石に引き寄せられ、約20キログラムの重さに感じる。米国では、誤って持ち込んだ酸素ボンベが装置に引っ張られて宙を飛び、当たった患者が亡くなる事故が起きた。検査の際は、アクセサリーや筆記用具、ワイヤの入った下着など、金属を使ったものはすべて外す。

 MRIは、電磁波を体に当てて、磁場の変化や戻ってくる電磁波をもとに体内の様子を画像化する。この電磁波が金属に当たると、電磁誘導で熱を発する。体内に手術で使ったクリップや差し歯などの金属があると、やけどを起こす恐れがある。化粧品やコンタクトレンズにも、色を付けるため金属を使っているものがあり、やけどの危険がある。

 森墾・東京大病院放射線科助教は「心臓ペースメーカーや人工内耳は強い磁場で壊れるため、装着した人は検査を受けられない。検査中は狭い筒の中で20〜30分間、じっとしなければならないため、閉所恐怖症の人も不向きだ。事故や戦争などで偶然体内に金属片が残っていることもあり、事前に医師に相談してほしい」と説明する。



 金属だけでなく、カラーコンタクトなどもNGです。検査を受ける前に検査についての説明を受けると思いますが、不安なことがありましたら聞いておきましょう。

 MRIは画期的な検査ですが、まだまだ患者にとっては苦痛となることもしばしば、です。閉所恐怖という点もそうですが、あの検査中の爆音はなかなか慣れることはないでしょう。頭部のMRIを受けるときは、ヘッドフォンから音楽を流しながら固定するようですが。

関連
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posted by さじ at 19:46 | Comment(2) | TrackBack(0) | 歯科
この記事へのコメント
X線検査と違って被爆の心配がないと思っていたのですが
これもしかして電子レンジの中の状態に近い?
検査中に閉所恐怖パニックになったら中止するのかなぁ?
Posted by イクラ at 2007年12月28日 21:41
マイクロ波とはちょっと違いますが、まぁ分子レベルで振動を起こすのは近いっちゃ近いかもしれません。MRIはうまいことスピンさせることを利用していますから。

パニックになったら中止しますよー。CTでもそうですけどかなり閉塞感ありますからね。
Posted by さじ at 2007年12月29日 15:00
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