2006年04月01日

診療所にも女性専用外来ができました

男性医師は恥ずかしい… 婦人科は抵抗が…
女性専用外来で安心
診察も女性医師 加賀の診療所が新設


 女性医師が女性の患者を診察する「女性専用外来」を加賀市小菅波町の加賀たちばな元気クリニック(橘秀樹院長)が開設し、利用者の信頼を集めている。県内では県立中央病院など三つの総合病院で女性外来を設けているが、診療所では珍しい。担当する内科医の橘彩路(さゆき)医師(38)は「体調に関して困ったことがあれば、気軽に受診できる『町の保健室』のような存在になれば」と話している。

 「男性医師に診られるのが恥ずかしい」

 「女性の病気による悩みは、やっぱり同性の医師に聞いてもらいたい」

 そんな患者の声に応えようと、橘医師は昨年十一月、女性専用外来を開設した。

 完全予約制。診察時間を初診で三十−四十分間はとるようにしている。女性には原因が特定できず、頭痛やめまい、動悸(どうき)、体のだるさ、下痢などの多彩な症状を訴えるケースが多く、病状把握のために話をじっくり聞く時間が必要という。

 婦人科などでどうしても受診に抵抗がある人や、受診が必要かどうか相談したい人も受け付けている。専門的な診療が必要と判断した場合は、すぐに他の医療機関を紹介する。

 これまでの患者の中には、男性医師では恥ずかしいと受診をためらっていた痔の患者がいた。

 自覚症状があるのに総合病院で「異常なし」と診断されて不安を抱いていた女性も。橘医師は「この女性の一番の希望は自分のことを分かってほしいということだった」と振り返る。訴えをよく聞いて不安を除き、投薬で快方に向かった。

 橘医師が女性専用外来に関心を持ったのは、金沢市の総合病院の勤務時代。それまで、仕事で自分が女性であることさえあまり意識しなかった。

 ところが女性医師を希望する患者がいたり、男性医師から女性患者の検査を頼まれたりして「女性医師」のニーズを感じた。「二十代ぐらいの若い女性よりも、高齢女性や女児の方が男性医師に抵抗感が強いのが意外でした」という。

 病院に行くのをためらっているうちに症状が悪化したりしないよう、橘医師は「気軽に相談して」と、「我慢してしまう女性」に呼び掛けている。

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 これからの時代女性科は増えていくでしょうね。もちろん女医ばかりの。ニーズがありますからねぇ。

 私は本当の意味での男女平等なんてないと思っています。ジェンダーフリーだって、日本のプロ市民が推し進めているものを実行していたら発達心理学的にどうなるかわかったもんじゃないですよ。性差を感じて当たり前なんですから(そしてその性差を生かせばいいじゃないですか)

 例えば普通の入院でも、男性看護師に剃毛してもらったり、風呂にいれてもらったりするのを嫌がる女性は多いんじゃないですか?男性患者はどうだかわかりませんが(私は恥ずかしいですけどね)。それが性差。いいじゃないですか、別に。

 だから女性科が広まるのは良いことなんです。もっとオープンになって、我慢している女性が減ればいいなと思います。更にメジャーになれば女子中高生も気軽に足を運べると思いますしね。
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posted by さじ at 17:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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