中国衛生省は7日、江蘇省南京市に住む52歳の男性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)感染を確認したと発表した。この患者は同ウイルスに感染して2日に死亡した24歳の男性の父親。3日に発熱し、肺炎と診断されて入院治療を受けている。家族内での感染かどうかは明らかになっていない。2日に死亡した男性は病死した家禽類との接触はなかったという。
2003年以降、中国での鳥インフルエンザ感染は27人が確認され、うち17人が死亡している。
人から人へ感染する鳥インフルエンザ、誕生か。
こちらのニュースで話題となっていた、人-人の鳥インフルエンザですが、なんと感染者の父親にも早速感染していたようです…。大流行の可能性もかなり高くなってきました…。人類対鳥インフルエンザの戦いが近づいているのかもしれません。
↓もう1つのお隣の国、ロシアでも……。
【ロシア】鳥流感の感染確認、地域の50万羽処分へ
ロシア南部で鳥インフルエンザの感染が確認された。致死性の強いH5N1型ウイルスかどうか検査が行われている。
11月末からロストフ州の複数の畜産農家で合わせて3万5,000羽を超える鳥が死亡した。当局は拡大防止に向け、周辺地域の業者の50万羽を処分する方針。また家庭で飼育する2万羽以上に対してワクチンを接種する。
同国では今年に入り、鳥インフルエンザの感染が3件確認されていた。ロストフ州に隣接するクラスノダール(Krasnodar)州では1月にH5N1型ウイルスが検出されている。