2007年12月11日

アパホテル高崎駅前の温泉でレジオネラ属菌を検出

アパホテルで基準120倍の菌 昨年1月

 高崎市八島町の「アパホテル高崎駅前」の温泉施設で昨年1月、調査機関が行った水質検査の結果、大浴槽から国基準値の最大120倍のレジオネラ属菌が検出されていたことが8日、わかった。

 同ホテルを運営するアパグループ(東京都港区)では、昨年7月にも女性用浴場で基準値の28倍のレジオネラ属菌が検出されたことを認めた上で、「結果を受けて清掃や水質管理を徹底させた。今年2回行われた検査では基準値を超えていなかった」としている。

 レジオネラ属菌は体力の弱った人などが感染すると肺炎を起こしたり、最悪の場合、死亡することもある。



 暖かい水が大量に存在する以上、レジオネラ菌の増殖は防げないとは思いますが……客商売かつ温泉をウリにしているからこそ、頑張ってほしいと思います。

 体力の弱った人に感染しやすいレジオネラは、温泉好きな高齢者に牙を剥きますので、ご注意ください。

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posted by さじ at 23:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
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