成人識別システムは、日本たばこ協会など3団体が、未成年者の喫煙防止を目的に取り組んでおり、成人であることを証明する「タスポ」がなければたばこを購入できない仕組み。鹿児島、宮崎県では来年3月から稼働。全国でも来年7月までに順次稼働する。
成人識別たばこ自販機の公開は、鹿児島市与次郎2丁目の日本たばこ産業鹿児島支店で行われ、同社員が「タスポ」に搭載された電子マネー機能や使用法を紹介した。
鹿児島県庁では日本たばこ協会未成年者喫煙防止対策室の小林和之室長が「これまでの検証で喫煙防止の効果が証明された。周囲の大人も、未成年者へ『タスポ』の譲渡や貸し出しをしないようにしてほしい」と訴えた。
「タスポ」の申し込みは、たばこ販売店などに設置してある申込書に必要事項を記入し、本人を確認できる書類のコピーと顔写真を添えて郵送する。発行手数料、年会費は無料。
さすがにこの制度に反対する人はいないのでは?20歳以上の大人が自己責任で買うだけですからね。
未成年にも煙草を買う権利を、という主張は間違っていると思います。未成年が煙草を吸うきっかけとなるのは、うまいから吸うのではなくただのカッコツケです。最近の若者は、カッコツケで吸う煙草がダサいと思っているらしく、若者の喫煙率は減少傾向です。
かっこつけで吸うのは、ストレスを解消するという名目すらも通用しません。ただ害のある煙を吸うだけというアホらしさ。わざわざ判断能力の低い未成年にそんなリスクをおかさせるぐらいなら、社会が彼らを守ってやるべきですね。
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