秋の赤い果物としてリンゴの脇役だったザクロが主役に躍り出てきた。老化やがん、心臓病、関節炎、果てはアルツハイマーにまで効果があると評判になったからだ。
古代エジプトでは、来世へ安全に渡れるお守りとして墓にザクロを詰め込んだといわれる。中国では、健康な子供の出産を祈って新婚夫婦に食べさせたという。もとより、鮮やかな色と酸っぱさはどんな料理にも合う。
米国では2002年に行われた健康調査で、ザクロには抗酸化物質が多く含まれ、老化やがん、脳梗塞の予防に効果があると公表されたことで、健康志向の強い年代層、特にベビーブーマーの関心を呼んだ。
メソード・ビストロ(アリゾナ州スコッツデール)のオーナー・シェフのマット・マクリンさんは「ザクロは肉料理からデザートまでいろいろな料理に使える。付け合わせでもよく、ソースに混ぜてもよい。使えない料理はほとんどないのではないか」と高く評価する。
確かにザクロの酸味と色合いって、料理に使いやすいかもしれません。実際あの果物は美味しい。
でもザクロってあまり見かけないのは何でなんでしょう?日本にそういった文化がないから、スーパーにおいておいても誰も手に取らないのでしょうか。リンゴやミカンより料理に合いそうですけどね。
ここはひとつザクロブームでも引き起こしてみたらどうでしょう。今トピックの前立腺癌にも効くらしいので。
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