トウガンの乾燥粉末を1カ月間摂取した18人のうち13人が体重が減少した―などのモニター実験の結果を県産トウガンを使った健康食品の研究に取り組む桜物産(那覇市、中島千鶴子社長)が発表した。モニター実験には医療法人和楽会が協力した。
モニター実験は07年7月に40―50代の男女を対象に実施。対象者は1カ月間、食事制限や運動なしの条件で1日9グラムのトウガンの乾燥粉末を2回、水と一緒に摂取した。
実験の結果、18人の腹囲が平均で2・1センチ減少し、最高で10・5センチ減少した人もいた。13人は体重が0・1キロから2・1キロ減少。中性脂肪値が1633から475に減少した人もいたという。
中島氏は「トウガンに含まれる利尿作用のあるカリウムなどが新陳代謝を促進しているのではないか」と推測。今後はさらなる成分分析を進め09年の商品化を目指す。
自然にあるものを使ってメタボを克服できるなら、最高です。できれば食事などで・・・といいたいところですが、トウガンを使った料理ってあまりメジャーではないですよね、多分。薬用で安定したものができればいいんでしょうけれども。
関連
医学処:アーモンドは毎日食べても体重が増加しない食品
医学処:友人や兄弟姉妹が肥満になると、本人も肥満になりやすい。