自動車に乗って通勤、パソコンの前に座って仕事、帰宅してからはテレビの前に座る。現代人は、いつも座った状態が続いている。オーストラリアと米国の専門家によると、長時間イスに座ることは、喫煙や直射日光を浴びすぎるのと同じくらい健康に害があるという。
米国ミズーリ大学のマーク・ハミルトン教授は、毎日数時間座り通しで仕事をし、家に帰ってからもテレビの前に座るという人は数百万人にのぼる。このような生活習慣を続けていれば、心臓病、2型糖尿病、肥満になる確率が大幅に増えると指摘する。
オーストラリア・メルボルンの国際糖尿病学会の研究によると、健康のため毎日2時間運動をしても、十数時間も座って動かなければ運動の効果はないという結果が明らかになった。
確かに、じっとしている生物なんて、変温動物ぐらいのものですからね。
座るだけならいいんですが、デスクワークが増える今日においては、座りすぎによる影響も考えなければなりません。
やはり血流が悪くなることが最も悪い要因でしょうか。適度に動いて、身体をリフレッシュさせたほうが、仕事の能率もはかどりそうです。
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私も座りすぎで体調があまりよろしくない日もあります。二足歩行の人間にとってはやはり立って行動することが一番なのでしょうね。