県内で若者の献血離れが止まらない−。1996年度に3万8367人だった10−20代の若年層献血者が、2006年は1万5742人まで減少したことが、県赤十字血液センター(山口市野田)のまとめで分かった。
献血者数自体も減少しているが、若者の献血離れはそれ以上に深刻。献血者全体に占める若年層の比率は、96年の43.1%から06年は25.1%となった。全国平均の31%を下回る結果に、関係者らは将来への不安を募らせるが、明確な要因が分からず、有効な対策もないのが現状だ。一方で、献血の現場では大学生ボランティアらがPRに取り組んでいる。
同センターによると、県内の献血者数は85年度の13万8506人をピークに減少を続け、06年度は6万2628人。20年余りで半減した。中でも10−20代の減少が目立ち、04年度に2万人を切った後も減少を続け、06年には10年前の約4割にまで落ち込んだ。
県薬務課の堀穣主幹は「献血には怖いイメージがあるようだが、一度経験すると繰り返し献血する人が多い。まず1回目のきっかけを作りたい。若年層をなんとか増やさないと、将来的には先細りになる」と話す。
県では中高校生を対象にしたポスターや作文を募集。高校1年生向けに、献血について解説した冊子も配布している。
うーん…。思うに、献血にどれくらいの時間がかかるか、とかを明確にしないといけないと思うんですよね。そこらへんが一番不安なところじゃないでしょうか。
私が献血に行くときに思った不安は、「痛いのか」と「閉鎖的ではないか」と「かかる時間」でした。
痛みに関して言えば、針を刺している人はプロみたいなものですから、これがまた、全然痛くありませんでした。よく献血用の針は太いといいますけれど、見た感じそんなに太くないですよ。それでも「全然痛くない」というのは驚きでしたね。
閉鎖的かどうか、は、これはもう漫画喫茶より快適ともいえる明るさ、自由度、サービスでした。待ってる間は雑誌を読んだりできますし、飲み物の自動販売機はタダ。献血待ちの緊張はありませんでした。
ただ、かかる時間はやっぱり不安です。回転は良いので、そこまで待たされませんでしたし、実際に入ってから出るまでの時間も想像していたよりもかからなかったんですけれど、「待ち時間も含めて1、2時間かかるんじゃないか」と思っていると、ふらりと献血しに行くのもためらわれますよね。献血ルームのあるところは要するに人の多い繁華街なわけで、そんなところに行くときってのは、用事があるからに他なりません。そこで1,2時間かかると思ってしまうと、入るには入れませんよね。
あの「献血ルームこちらです」とか「O型が不足しています」とかいう看板持っている人が、例えば「400ml献血は待ち時間も含めて30分です」とかいう案内を出してくれれば、より入りやすくなると思うんですけど。勿論、混み具合をみてその表示は変えてもらいます。いちいち看板を変えるのではなく、電光掲示板のようなもので、窓口の人が変更する形で。どうですかね。
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それならば、減った方が良いと思う