2007年11月28日

医師免許なしに瀉血治療をした療術師を逮捕

無免許で「瀉血治療」、札幌の72歳療術師を逮捕

 北海道警札幌南署は25日、医師免許がないのに患部から血液を吸い出す「瀉血治療」をしていたとして、札幌市南区真駒内柏丘、療術師渡瀬正方容疑者(72)を医師法違反(無免許医業)の疑いで逮捕した。

 調べによると、渡瀬容疑者は、8月下旬ごろから11月12日ごろまでの間、自宅に設けた診療室で、札幌市の自営業男性(55)や名古屋市の自営業男性(50)ら3人に、腰痛などの治療目的で計4回にわたり瀉血治療を行った疑い。

 渡瀬容疑者は1990年ごろから違法治療を始め、これまでに北海道や東京都、沖縄、愛媛両県などの患者2000人以上から1000万円以上の利益を得ていたとみられる

 調べに対し、渡瀬容疑者は「瀉血治療で膠原病やがん、脳こうそくなどの患者を治してきた。患者は口コミで集まってきた」と話しているという。



 血を抜くだけで膠原病や癌が治ったら苦労はしませんよね・・・

 しかし2000人以上、1000万以上の利益を得ているということは、こういった病気に対して、現代医療よりも民間医療を信じたくなる人がいるということで・・・

 根拠に基づく現代医療と、根拠はないけれど「可能性」はある民間医療。相容れる日は来るのでしょうかね。

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posted by さじ at 01:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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