2007年11月23日

肌の内側から状態を改善させる乳液、マリアンナ

医大で開発 乳液人気 聖マリアンナ

 川崎市宮前区の聖マリアンナ医科大学の研究者たちの研究成果をもとに商品化された乳液の売れ行きが好調という。その名も「マリアンナ」。この基礎化粧品には、肌の生まれ変わりのサイクルを促進する効果があるジェル状物質「ナノキューブ」が含まれており、シミやシワの改善が期待できるという。

 白い無香料の乳液は、肌にすっとなじみやすく、べたつきはほとんど感じられない。

 「マリアンナ」にはナノキューブが5%配合されている。ナノキューブは肌に瞬間的に刺激を与え、肌の細胞間脂質の構造を一瞬壊す。すると、壊された構造を元に戻そうという自己回復作用が働き、肌細胞の新陳代謝が活発になるという。

 開発にあたってきたのは、同大難病治療研究センターの研究員山口葉子さん(45)。

 山口さんによると、40代の人であれば、通常、肌は60日ほどで生まれ変わるが、使用後1、2カ月でそれが40日ほどに短縮されるという。その結果、「シミやシワも改善される」(山口さん)という仕組みだ。

 ナノキューブは、薬のベースになる基剤の開発を進める中で、偶然その効能を発見した。基剤は薬効成分を混ぜるものなので、それ自体が皮膚に作用する力を持ってはいけない。ナノキューブは肌に変化を与えるため、基剤としては「失敗作」とみなされた。だが、山口さんは「この効果を化粧品に生かせないか」と考えた。

 多くの化粧品が、栄養成分などを外から補うことで肌の状態を保とうとするのに対し、ナノキューブは、肌自体の持つ力を利用して、肌の内側から状態を改善させるのが特徴だ。山口さんはそれを画期的と感じた。

 7月に発売し、11月までに約3千本が売れたという。1カ月平均で約600本。そごう横浜店(横浜市)でこの1カ月にもっとも売れた乳液は約430本といい、これよりも多い計算だ。

 「研究の世界では化粧品を扱っていると、低くみられるように感じてきた。でも女性に身近な分野だし、商品になれば多くの人に使ってもらえる。研究者には、皮膚の仕組みの知識とともに、実際に効果がある化粧品を提供する責任があると思う」と話している。

 乳液「マリアンナ」は120ミリリットル1万5千円。10日間お試しセットもある。問い合わせはナノエッグ(0120・556・994)またはホームページへ。



 120mlで15000円という高額さにもかかわらず、月600本ペースの売り上げとは…大成功ということでしょうか。化粧業界のことは良くわかりませんが。

 以前も取り上げたことがあります、ナノエッグです。研究から思わぬものが生まれてしまい、目的と違っても、それを生かそうとする発想力こそ、研究者に一番必要なものかもしれませんね。

参考:ナノエッグ

関連:医学処 洗顔による肌のトラブルについて。


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posted by さじ at 16:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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