2007年11月22日

医者の8割以上が労働基準法違反

病院・診療所に労基署立ち入り、8割で違法確認

 医師の過労死が相次ぐ中、昨年1年間に労働基準監督署が監督に入った病院や診療所のうち8割以上で労働基準法違反などの違法行為が確認されたことが14日、厚生労働省のまとめでわかった。

 全業種の違反の割合は平均7割弱で、医療現場の過酷な労働環境が浮き彫りになった。過労死弁護団全国連絡会議が同日、医師の過労死防止や勤務条件改善を厚労省に申し入れた際、明らかにした。

 各地の労基署が昨年1〜12月、病院や歯科医院に監督のため立ち入るなどしたのは1575件。このうち違反があったのは1283件で、81%を占めた。違反の内容は、労働時間の超過や残業代の不払いなど。



 違法というか。暗黙の了解みたいになっていて、医者が文句言わないから国も見過ごしてる状態ですよね。医者が36時間連続労働しても、公務員は何も言わないじゃないですか。それは違法行為の黙認ですよね。

 じゃあ違法しないように、医師や看護師に金銭面で優遇するか、医師・看護師を増やす政策をとればいい話じゃないですか。しかし国はやろうとしない。お金がかかるから。公共事業費にお金をかけているほうが自分の懐に沢山入りますもんねー。

 いくら戦後日本が発展したといっても所詮付け焼刃に過ぎないわけで、特に政治の世界においては色々と「浅い」のかもしれませんね。医療従事者が自分の身を削って頑張っているのですから、政治家さんと役人さんは正義と良心の名の下に活動してみてはいかがでしょう。医療従事者と同様に、政治家さんたちも「国民を助けたい」と思っているわけですよね?
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posted by さじ at 03:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | NEWS
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