2007年11月22日

入院費滞納の全盲患者を公園に放置した

全盲患者、公園に放置…大阪の病院

 堺市北区の「新金岡豊川総合病院」(豊川元邦院長)の男性職員4人が9月下旬、糖尿病で入院中だった全盲の患者男性(63)を車で連れ出し、大阪市西成区の公園に置き去りにしていたことがわかった。

 調べなどによると、4人は、院長室付渉外係や医事課などの32〜47歳の職員。職員らは男性に退院許可が出た9月21日午後1時ごろ、病院の車に乗せて大阪市住吉区の前妻(63)宅へ搬送したが、「持病があって面倒をみられない」などと引き取りを断られたため、同3時ごろ、西成区内の公園で降ろし放置したという。

 職員らは、放置直後、匿名で「公園で男性が倒れています。目が見えないようだ」と119番通報。数分後に救急隊員が駆けつけ、パジャマ姿でベンチに座っていた男性を保護した。男性は「入院先の病院の職員にほかされた(捨てられた)」と話し、発熱などを訴えたため、別の病院に搬送され、現在も入院している。

 調べに対し、職員らは事実関係を認め、「公園の近くには別の病院があり、ここなら置き去りにしても大丈夫だと思った」などと話しているという。

 病院側によると、男性は約7年前、糖尿病と胃炎の治療で他の病院から転院してきた。最近は約2年間分の入院費用約185万円を滞納していたほか、病室の備品を壊したりしてトラブルになっていたという。



 実際これって病院側も悪いですけど、じゃあその不足金は病院がカバーするのかっていう話ですよね。それはさすがにオカシイ。

 ある程度は国でカバーされるわけですけど、そうではなくて、治療費未払いで、こういう男性のケースは、全額国が支払うべきだと思うのです。勿論ケースバイケースで。

 現実問題として185万円滞納してて、前妻も引き取り拒否している全盲患者を、じゃあどうすればいいのかって話です。ずっと病院に入院させる?そのお金は?

 こんなことを認めてしまったら、病院はいいように利用されるだけです。病院としての機能を果たさなければならない以上、国が何らかの対策を行うべきでは?

 公園に放置というのはやりすぎ、というか、絶対にやってはいけないことですけども。マイケルムーアの「sicko」を思い出しました。

関連:医学処 マイケルムーア監督作品「SiCKO」レビュー


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posted by さじ at 03:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 眼科
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