新・ブログの女王しょこたん(中川翔子さん、21歳)が、健康診断に行って左の乳房にしこりを発見、「乳ガンでは?とガクガク(((゜Д゜)))ブルブル震えた」とブログに書いている。日本では35歳以下の若年性乳がん患者が増えていて、07年秋には、21歳の女性の乳がん闘病記を題材にした映画も公開された。しょこたんが震えたのも無理はない。
「しょこたん☆ぶろぐ」の2007年11月13日付けのタイトル「ぷんすかぴー」には、しょこたんが所属する会社全体の健康診断検診に初めて参加した、という内容が綴られている。レントゲン、血液検査、乳がん、子宮がん検診まで受けた。
日本女性の場合、22人に1人が乳がんになってしまうようだが、従来は40〜50代以上の女性がなるものだと思われていた。しかし近年、問題になっているのが35歳以下の「若年性乳がん」なのだ。NPO法人J.POSH(日本乳がん ピンクリボン運動)によると、30代の乳がん発症率が急増しているが、20代も増えていて、情報交換や互いに助け合う20代の「患者の会」もできてきている。
「若年性乳がんは、食生活の西洋化、体の発育が早くなったなど様々な要因で増えているわけですが、増えているのに反して、日本では若い方が乳がん検診を受ける機会があまりにも少ないからです。早期発見すれば治る可能性が高いのに、自覚症状がないものだから、悪化した後に見つかった、となってしまっているからなんです」
と話した。検診率の低い地域ほど死亡率も高いのだという。がんのしこりが1センチになるまでには10年はかかるそうだが、医師でなければがんかどうか判断できないし、2センチ程になると本人も気付くのだが、がんの症状が進行している場合が多いという。
確かに乳がん発見のために、自分でしこりがないかチェックするのは、もはや20過ぎの女性ならば常識となっていますが、しょこたんのように異常を感じたらすぐ病院へ。「しこりかな?どうかな?」と悩むのではなく、何か違和感を感じたらすぐ行きましょう。
さて、しょこたんの「しこり」はどうだったのか。ブログによれば、
「がんでは絶対ないですねって再三聞いてきた!ほっ(´;ω;`)ちがうってさ でもやーお(´;ω;`)スリルらい」
と書いているから大丈夫のようだ。
良かったね!!
でも日本人はもっと自分の胸を大事にしてほしいです。スキンケアと同じで、定期的にチェックしてやって初めて、乳がんではないと言い切れるわけですから。リスクファクターなんかなくても、誰がいつできてもおかしくないのが乳がんです。まず受診を。
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