2007年11月09日

秋田美人は日本人の平均より色白

「秋田おなご」はなぜキレイ?

 思わず、顔がほころんでしまった。壁には花柳界から、農作業や力仕事に精を出す秋田女性まで、さまざまな秋田美人の写真が展示され、秋田おばこ(18歳前後の秋田女性)をモデルにした竹久夢二らの絵画なども所狭しと並んでいた。

 見とれているうちに気付いた。彼女らの大半がノーメイクの野良着姿にもかかわらず、どこか気品漂う美しさを持っているのだ

 「秋田には、10人中2、3番目の美人が多い。都会で見かけるような1番の美人はいない。1番になるには素材美に加え、洗練された人工美も必要だからです

 秋田美人研究の第一人者で「秋田美人の謎」(中公文庫)などの著作がある同館の新野直吉名誉館長は、秋田美人の秘密は「素材美」にあると教えてくれた。

 そもそも、なぜ「秋田美人」なのか。その昔、関ケ原の戦いで西軍に肩入れしたとして秋田に転封された水戸の佐竹氏が、領内の美人をすべて引き連れた上、秋田の美しくない女性を水戸に送りつけた−、というのはまったくの作り話らしい。

 「秋田美人」の呼称は明治の終わり、秋田を訪れた文人たちが夜の街、川反の花柳界の女性を表現したのが始まりという。

 最たる特徴は「肌の白さときめ細かさ」だ。

 これを裏付ける調査結果がある。秋田県湯沢市の開業医、杉本元祐氏=故人=が、昭和41年に4000人の女子学生を対象に肌の白色度を調査したところ、日本人の平均が約23%なのに対し、秋田女性は約30%。特に美人が多いとされる県南地域はさらに割合が多かったという。ちなみに白色人種で約40%というから、かなりの色白だ。



 農業やりながらも色白だと、確かに美人だと感じるかもしれませんね。私はボーイッシュな感じも好きですが…。

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posted by さじ at 02:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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