2007年11月07日

太りすぎは、6種類の癌の危険性を高める

太りすぎは「がん」誘発、望ましいBMI値20〜25

 世界がん研究基金(ロンドン)は、太りすぎが、乳がんや膵臓がんなど、6種類のがんになる危険性を高めるという調査報告をまとめた。

 報告書は、発症の危険性を下げるには、肥満度を示すBMI値(体重を身長の2乗で割った数値)を20〜25に保つのが望ましいとした。日本肥満学会によると、日本人のBMI値の標準は22。肥満は25以上とされている。

 同基金は、1960年以降に世界各地で書かれた50万件の研究報告から、7000件を選び出して、がんと体重、食事との関係を分析した。その結果、肥満によって乳がんや膵臓がんのほか、直腸、食道、子宮内膜、腎臓のがんになりやすいと結論づけた。10年前の報告よりも5種類増えた。



 みなさんも、BMIを測定してみてはいかがでしょう。微妙なラインを、「大丈夫だろう」と思っていませんか。BMIで25以上になればそれは「肥満」です。

 肥満はいいことが1つもありません。海で遭難した時に皮下脂肪が厚いために生き残りやすいとかそれぐらいしかありません。若いうちから、心がけるようにしましょう。

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posted by さじ at 00:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | がん
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