日本医師会の唐沢祥人会長は30日、舛添要一厚生労働相と会い、2008年度の改定で診療報酬を5.7%引き上げるよう求める要望書を手渡した。
唐沢会長は「医療の現場は疲弊している」と訴え、舛添厚労相も「これ以上の医療費削減は限界で、勤務医を中心に対策を検討している」と答えたという。
日本医師会の政治力も昔に比べれば格段に弱くなりましたからねぇ。でも今の現状は本当に危険なほど悲惨なものです。下手したら日本の医療界が転覆しかねません。
今、激安の医療費でもっているのは、医療従事者の献身的努力のおかげです。国が考えを変え、国民がそれを認識しない限り、日本の医療はいつまでたっても進歩しないでしょう。
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