米ペンシルベニア州立大のジュリー・フラッドさんらの調査で、1日1個リンゴを食べると、カロリー摂取量が少なくなることが分かった。新しいダイエット方法になるかもしれないと期待されている。
実験は、体重が平均的な男女59人を選び、5週間に渡って朝食と昼食を研究所で食べてもらった。
昼食前に何も食べなかった人、1個半のリンゴ(125キロカロリー)を食べた人、同じカロリーのリンゴソースと繊維入りリンゴジュースをとった人、繊維なしのリンゴジュースだけを飲んだ人の4グループに分け、15分後にチーズ・トルテッリーニ(パスタの一種)を食べてもらい、その食べた量を比較した。
その結果、リンゴを食べた人はほかの人より、カロリー摂取量が187キロカロリー少なかった。フラッドさんは「ジュースよりも個体のリンゴの方が満足感があるのだろう。食事前に果物を食べることがカロリー摂取を抑制することを示すもので、ダイエットに効果がありそう」と話す。
コーネル大食品・ブランド研究所のブライアン・ワンシンク所長は「満腹感を得るのはカロリーではなく、食べた実感によることを証明するものだ」と高く評価している。
なんか日本人にとっては「それは当たり前のことだろう」と思ってしまいます。リンゴダイエットは古来より力石徹氏によって伝説のダイエットとして継承されていますが。
確かにサプリで補いつつまるで食べないダイエットより、健康に良さそうです。ここは一度原点にかえってみては?キャベツダイエットより美味しそうですし、↓のような効能も。
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医学処:リンゴポリフェノール(林檎5個分)を摂取すると長寿になる。
医学処:果物をたくさん食べれば脳卒中や心筋梗塞になりにくい