血液製剤フィブリノゲン投与後にC型肝炎を発症した人の氏名などを厚生労働省が把握しながら、本人に事実が知らされていなかった問題で、舛添要一厚労相は23日の閣議後会見で「医師や医療機関はもっと協力してくれないのかなというのが率直な感想だ」と述べ、医療機関側も患者への情報提供に取り組むべきだとの考えを示した。
旧ミドリ十字を継承した三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬)が平成14年に国に報告した418人の症例一覧表のうち、厚労省は2人の実名と116人のイニシャルを、田辺三菱製薬は197人の実名、170人のイニシャルを把握していることが判明。
同製薬が把握する実名197人のうち住所が記載されているのは40人、市町村が記載されているのは27人、都道府県のみが12人で、イニシャル170人のうち住所記載は2人、市町村13人、都道府県のみは10人。同省は22日、田辺三菱製薬に対し、本人への告知を指示した。
舛添厚労相は「一義的には医師や医療機関が患者を診ている。守秘義務はあるだろうが、病院名が分かればもうけに響く、と考えているのだろうか」と話した。
出た・・・
厚生労働省役人の必殺技、「医者のせい」
舛添要一はどうしてこう一言多いんでしょうね。何が儲けがどうたらだよ。厚生労働省のせいでどの病院も赤字だっつーの。お前は朝までファミコンでもやってろよ。
参考:薬害肝炎の症例リスト、告知なし 患者不在
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