9割の確率でアルツハイマーの発症の可能性を診断できるという画期的な診断方法の確立に米スタンフォード大学医学部が成功していたことが10日までに、学術専門誌「Nature Medicine」に掲載された論文により明らかとなった。
スタンフォード大学の研究グループによって開発された診療方法は患者の血液検査を行うことで、将来、アルツハイマーを発症するかが判るというもの。これまでの試験では 9割の確率で今後、6年以内にアルツハイマーが発症する可能性を診断することに成功した。
9割も…。
アルツハイマー病の、その症状の特徴からも、あらかじめ分かったほうが良い面もありつつ、将来における絶望感もかなり大きいと思われます。早期の癌、末期の癌のようなものではないかと。発症の可能性が高いと診断されて、どういう暮らし方をすれば良いのか、まだそこまで追いついていないのが現状ですね…。
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