培った認知力が高いためか、高学歴者の方がアルツハイマー病など認知症の発症は遅めだが、記憶障害が出始めた後は、より速いペースで記憶の喪失が進む傾向が確認された。米アルバート・アインシュタイン医科大学の研究チームが23日発行の神経学会誌ニューロロジー最新号で報告した。
統計的には、認知症発症までの時間は、教育を受けた期間が1年増えるごとに2カ月半遅くなった。逆に、発症後の記憶喪失ペースは、教育が1年増えるごとに4%ずつ加速したという。
脳は使うほどに脳みそのシワが増え・・・などと非医学的なことはいいませんが、神経細胞におけるシナプスの数は、記憶や思考など、使えば使うほど増え、維持されるようです。
しかしながら最終的にそれも減ってしまう。つまり増やした人でもそうでない人でも、最後は一定量に戻る、ということでしょうか。
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