2007年10月17日

どうせ税金で出るだろ、と医療費を払わない人

未収金:「払わなくても受診できる」 浜松の病院、うわさ拡大し5770万円

 浜松市中区の総合病院「県西部浜松医療センター」(脇慎治院長、606床)で06年度、患者からの未収金が5770万円に上り、同年度末の累積債権が9189万円にもなっている。市内では「公的な病院だから医療費を払わなくても受診できる」とのうわさが広まっており、それが一因という。市から運営を委託されている市医療公社は「一部の不払い者のせいで医療サービスに影響が出かねず、ゆゆしき事態だ。市の債権回収対策課と連携することも検討しており、悪質なケースには強い態度で臨む」としている。

 病院は市が設置しており、市健康医療部の担当者によると、数年前から「あの病院はお金を払わなくても平気」「昼より夜に行った方がいい」などといううわさが流れ始めた。特に06年から激しくなったといい、会計処理のできない夜間や救急での診療に対する支払いを督促しても「どうせ税金で何とかなるだろう」などと拒否され、中には出産で入院中にこっそり抜け出して行方不明になる人もいるという。

 未収金は04年度3200万円、05年度3850万円と増え続け06年度5770万円に。07年度も減る気配はないという。

 明らかになっている06年度の累計は、決算時点で時効になっていない04〜06年度分の患者593人分で、1人当たり約15万5000円。外国人とみられる患者も72人おり、医療費が高額になりやすい産婦人科の未収が目立つという。

 同病院の年間収入規模は06年度は124億円で、直ちに経営に支障が出るわけではないが、市医療公社は「このまま増えれば、必要な資材が買えないだけでなく、職員の給与にも響きかねない。回収も強化するが、受診者のモラルにも訴えたい」としている。医師法は、医師は訪れた患者の診察を原則断れないと定めており「持ち合わせがない」と言う患者がいた場合はクレジットカードがあるかを聞いてカード払いの導入も検討している。



 異常。精神疾患としては診断できないかもしれませんが、正常であっても、考えていることは異常です。恐るべき思考回路。

 何故こんなにも医療従事者が虐げられなければいけないのか。

 本気で税金で払われるからいいと思っているのが異常です。自分さえ良ければいいという考え方。何でしょうこれは一体。近代日本では宗教観が欠如していると言われていますが、そういうこともモラリティに関係してくるんですかね。

 万引きをしても、お金払えばいいんでしょ!というヒトがいるらしいですが、異常ですね。刑法で厳しく取り締まるぐらいじゃないと、バカは救えないのかもしれません。

関連
医学処:治療費を払わない人々と、損害を被る病院
医学処:奉仕している医療従事者が叩かれている日本に医療の明日はない
医学処:医療従事者に理不尽な暴力を振るう患者とその家族。
広告
posted by さじ at 08:43 | Comment(3) | TrackBack(0) | NEWS
この記事へのコメント
>近代日本では宗教観が欠如していると言われていますが、そういうこともモラリティに関係してくるんですかね。


新聞記事を許可なく転載している自分ついて言ってるんでしょうね?
Posted by 著作権については? at 2007年10月17日 08:46
↑のような人は放っといて
>どうせ税金で何とかなるだろう
日本の医療サービスがどれほど安価で行われてるのか分かってるんでしょうかねぇ・・・こういう人は子供の給食費も払わない奴なんでしょう
Posted by ナナシ at 2007年10月17日 14:58
浜松在住ブラジル人たちの未払いが多いみたいですね
Posted by at 2007年10月17日 15:58
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック