山口県下関市の社会保険下関厚生病院(沖田極病院長)で、糖尿病で入院中の50代の女性患者に、看護師が経口用のブドウ糖粉末を水道水で溶かして注射するミスがあったことが3日、分かった。同病院によると、容体に影響はなかったという。感染症を起こす恐れもあり同病院は「あり得ないミスだった」として家族に謝罪した。
病院の説明では、担当の女性看護師(21)が9月10日、低血糖状態になった患者に、水道水十数ミリリットルでブドウ糖粉末を溶かして注射した。本来はブドウ糖粉末を口から摂取してもらうか注射用のブドウ糖液を注射することになっている。
約1時間後、同僚の看護師が注射用のブドウ糖液の数が合わないことに気づきミスが発覚した。
病院側は看護師に事情を聴いたが、詳しい説明をしないまま同月末に退職した。患者は現在も入院している。
ありえないミスですね。何でこんなことをしようと思ったのか…。
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