2007年10月06日

ADHD治療薬「コンサータ」、承認見送りへ。

多動性障害の治療薬が承認見送り

 厚生労働省の薬事分科会は3日、国内初の注意欠陥・多動性障害の治療薬「コンサータ」(一般名・塩酸メチルフェニデート)について、安全性や有効性を認めたが「向精神薬リタリンと同じ成分が含まれており、リタリンと共に流通・管理体制を検討する必要がある」として、製造販売の承認を留保した。

 リタリンの乱用問題を受けた異例の措置。同省は、塩酸メチルフェニデートの適正使用に向けて、分科会の下部組織の部会で早急に検討し、医療用麻薬並みの厳しい管理体制を導入する方針だ。具体的には、各製薬会社が医師や医療機関を登録し、取り扱える医師を限定する仕組みを考えている。

 コンサータは、ヤンセンファーマ社(東京都千代田区)が申請した治療薬で、海外66か国で承認されている。部会が今年8月、「安全性や有効性は確認され、承認しても差し支えない」との結論をまとめていた。

 リタリンを巡っては過剰処方による乱用が問題となり、東京都が先月、都内のクリニックに立ち入り検査を行い、製造販売元のノバルティスファーマ社も「難治性・遷延性うつ病」の効能取り下げを検討している。



 これはとばっちりですね。時期が悪すぎたことは否めませんが…。

 人の意識に影響を与える薬って、扱うのが難しいです。「患者を治す」ことを考えたい医療従事者と違って、「健常な人」は悪用することも考えますからね。難しい。

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posted by さじ at 22:55 | Comment(4) | TrackBack(0) | 薬理
この記事へのコメント
注意欠陥多動性障害に現時点このような薬理作用が必要性で有る事に製造された訳で、この病が如何に理解され難く治療も容易でない事は専門医が一番理解されている事です!それを重要視して頂けたらと申し上げます
Posted by みか at 2010年04月10日 14:34
みかさんいつもコメントありがとうございます。
確かにその通りなんですよね。薬を処方するのは医師なので、そういったことを考慮して医療を行ってほしいと思います
Posted by さじ at 2010年04月11日 20:02
さじさん!貴方に理解して頂き本当に嬉しく思います思考回路は男性で身体は性別勿論女性挙げ句身体は丈夫でない自分の裏表に悩み苦しみ疲れ果てた時にサイト嫌いな私が貴方のブログを発見して夢中になって今日の私で有ります!有難うごさいます
Posted by みか at 2010年04月12日 18:03
そのようなご事情があったんですね。お辛い想いをされてきたのでしょう。いつもコメントしていただいて、本当に嬉しく思います。そのように言っていただけると、「できるだけ色々な方に医療を伝えていきたい」という想いで更新し続けてきた甲斐があります。こちらこそ、いつもありがとうございます。これからも、どうぞよろしくお願いします。
Posted by さじ at 2010年04月13日 00:13
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