世界保健機関(WHO)は11日、致死率の極めて高いエボラ出血熱の感染者がコンゴ民主共和国(旧ザイール)で確認され、5人が死亡したと発表した。同国で感染が確認されたのは、95年に250人が死亡した旧ザイール時代以来。
ロイター通信などによると、同国南部のカサイで5人が陽性と判明した。この地区は95年に大規模な感染が起きたキクウィトの東に位置する。死因は特定されていないが、最近4カ月間でも120人が死亡したとの報告がある。
血液への接触などで感染するエボラ出血熱は感染力が高く、致死率は50〜90%に達すると言われている。
天然痘のように空気感染しないとはいえ、エボラ出血熱の致死率は驚異的です。
今はアフリカでしか発生していない病気ですが、おそらくHIVのようにいつかは日本にも入ってくる病気だと思います。治療法がない感染症ですからね…。
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