2007年09月11日

当直医しかおらず、別の急患要請を受けていたため119番を薦めた

市立病院が急患診察せず、男性死亡=来院時に119番勧める−神奈川・厚木

 神奈川県厚木市の市立病院で8月、救急受付に来院した同市に住む無職男性(73)が診察を受けられず、別の病院に搬送された約1時間後に心筋梗塞で死亡していたことが11日、明らかになった。厚木市は「心肺停止状態の別の急患がいたので、対応できなかった」と説明している。

 厚木市によると、男性は8月12日午前10時20分ごろ、家族が運転する車で来院し、「頭が痛い」と訴えた。しかし、同日は休日で当直の医師しかいなかった上別の急患の診療要請があったため、病院側は男性と家族に自分たちで119番通報し、別の病院で診察を受けるよう伝えた。

 男性は市内の別の病院に救急車で搬送されたが、1時間後に死亡した。



 当直医しかおらず、心肺停止の急患を受け入れている状態(=救急車がすぐに来る)では、さすがに受け入れられないと思います。

 しかし1つの命が失われたのは事実で、この事態を真摯に受け止めて、改善するのも医療の役割です。

 今回のことも以前あった不幸もそうですが、結局のところ医者がどう頑張っても、絶対数が足りてない以上、どうすることもできないということです。休日に受け入れるための「当直」も、過労の中医師が交代てやっているにすぎません。医師が水面下で働いていたために何とかなっていた医療も、綻びが生じてしまうとご覧のとおり、です。

関連
医学処:厚労省「開業医は時間外診療をしっかりとしなさい」
医学処:研修医の受け入れ先を地域の拠点病院に限定する方針をかためる
医学処:医学部定員の削減案を見直すべきとする、民主公明共産社民国民新党。


広告
posted by さじ at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 救急
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。