サンダルを履いてエスカレーターの側壁との間に指を巻き込み、けがをする事故が今年6月から8月にかけて7件起きていたことが経済産業省の外郭団体の調査でわかった。うち1件では5歳の女児が指1本を骨折し重傷。空前のサンダルブームで利用者が急増する中、経産省や商業施設などはエスカレーターのステップの中央に乗るよう注意喚起している。
ほかに、けがはなかったもののサンダルを巻き込まれたトラブルが5月以降、35件あった。
調査をした製品評価技術基盤機構によると、事故があったサンダルは流行の「クロックス」などスリッパのように足の甲と指全体を覆うタイプが大半。軟らかい合成樹脂製で、側壁との間に巻き込まれやすいという。
「クロックス エイジア」は今月までに、同社製品利用者のトラブルについて、都内の重傷事故を含む17件を把握し同機構に報告。「国による原因究明に全面的に協力するとともに製品の販売時などに注意を喚起したい」としている。
最近本当に流行ってますね、あの穴あきブーツみたいなサンダル。何でも通気性がとても良くて、「まるで履いている感じがしない」のだとか。
しかし利便性重視ですよねアレって。デザイン的には最悪に近いような気がします。子供向けの小さいのも売られているようですが、確かにエスカレーターでは怖いかもしれません。お子さん連れの方は気をつけて下さい。骨折だけでなく、皮膚が持っていかれることもありうるので。