1日午後2時半ごろ、大阪府富田林市新堂のPL学園高校野球グラウンドで、硬式野球の練習をしていたPL学園中学3年の熊谷雄飛さん(15)の胸に硬球が当たった。熊谷さんは転がった球を拾って送球した後、突然前向きに倒れ、病院に運ばれたが、約7時間後に死亡した。府警富田林署が死因などを調べている。
調べによると、当時、練習にはPL高の野球部員46人と同中の軟式野球部員3人が参加し、塁間で送球する「球回し」をしていた。熊谷さんは二塁におり、三塁にいた高校野球部員の球をキャッチし損ねたという。熊谷さんが硬球を使う練習に参加したのはこの日が初めてだった。
グラウンドにいたトレーナーが心臓マッサージを実施。同校にあったAED(自動体外式除細動器)も使おうとしたが約10分後、先に救急車が到着して搬送された。
熊谷さんは岩手県出身で、同中の寮に入っていた。
状況はよくわかりませんが、兎に角AEDを使うべきでしたね。AEDのある場所まで遠かったのか、パニックに陥っていたかは分かりませんが、10分かけてAEDを実行できないような場所にAEDを設置したって、何の意味もありません。
単に「下手投げ」のボールがポンと当たっただけで心臓振盪が引き起こされる可能性もあります。PL学園のように野球に力を入れている学校ならば、AEDを10個設置するぐらいの用心さでも全然構わないと思います。
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AEDが設置しています。
でも、“いざ鎌倉ッ!”の時に誰が使うのでしょうかねぇ?
別に職員に講習会をやるワケでもなし、役所の指導か、
ただ設置してあるだけみたいです。
確かに、自動音声の通り扱えば良いのでしょうけど。
でもね、怖いですよ、素人には。
心室細動を起こしている人に対する処置ですよね。
よく分かりませんが、地元の保健所等が積極的に講習会でも開催して
AEDを使用出来る人を増やさない限り、このテの悲劇は続くでしょうね。
AEDの台数なんて所詮は銭金のハナシ。
使える人を増やすのが急務ではないでしょうか。
それに ...。
講習を受けて親切心・責任感で処置しても、ヘタすれば、
トンデモ医療訴訟へ発展する可能性も脳裏をよぎるような。
考え過ぎですか?
そりゃ怖いですよね、ほんとにちゃんとできるのかって。
ただ「貼るだけだ」といっても、胸毛の多い男性とかだったらそのまま貼っていいのかとか疑問に思いますもんね。
(答えは、むしりとる、です。胸毛を。パットの粘着の部分でべりべり剥がして、パットに予備の粘着部分をつけて貼り付ければOK)
免許の講習や、会社の健康診断時にでも訓練の機会をつくればいいと思うんですけどね。AED専用の訓練機械(放電しないバージョン)もあるわけですし。