2007年08月28日

東大病院の患者85人分の個人情報を入れたPCを研修医が紛失する。

東大病院患者85人の情報流出、元研修医がPC置き忘れ

 東京大学医学部付属病院(東京都文京区)は27日、30歳代の女性の元研修医が患者85人分の氏名、住所のほか病名や検査内容など個人情報が入った私用のノートパソコンを紛失したと発表した。

 いまのところ、個人情報の不正使用は確認されていないという。

 同病院によると、元研修医は16日午後6時ごろ、JR中央線の電車の網棚にパソコンを入れたカバンを置いたまま下車し、これまで見つかっていないという。

 パソコンには、同病院に勤務していた2003年6月〜04年5月に担当した入院患者のデータが保存されていた。元研修医は「論文執筆のための資料としてデータを持ち出した」と話しているという。



 ずいぶん昔のデータですね。実害があるのかは分かりませんが、個人情報ということに危機意識をもってもらいたいものです。

 例えばですけど、自分のパソコンであっても、患者の個人データを入れたファイルを閲覧するのにパスワードが必要となるツールなんか、導入すればどうですかね。

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posted by さじ at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 大学
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