2007年08月27日

毎年一種類のペースで、未知の病気が発生している。

未知の病気39、毎年1種類67年以降に発生…WHO報告

 世界保健機関(WHO)は23日、2007年の「世界健康報告」を発表、1967年以降、毎年1種類のペースで未知の病気が発生しており、一世代前には存在しなかった病気が少なくとも39種類見つかったことを明らかにした。

 同報告によれば、これらの新種の病気は、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)や鳥インフルエンザ、エボラ出血熱、エイズウイルス(HIV)など。

 また、同報告はグローバル化に伴い人やモノの移動が激増する中、世界各地で過去5年間、約1100件の伝染病の流行があったことも指摘した。

 既存の疾患が抗生物質への耐性を強める傾向もある。WHOは特に、既存の薬が効きにくいタイプの結核の流行を懸念している。

 さらに、過去半世紀で食物連鎖が大きく変化した上、グローバル化が進行しているため、安全ではない食物が国境を越え易くなり、食べ物にからんだ病気が一層、増える可能性があるという。すでに、BSE(牛海綿状脳症)のような食に関した疾患が世界的な問題になっている。



 挙げられている新種の病気って、どれも今現在の医学では根治不可能なものではないですか。

 人類と病気との闘いは、いくら医学が進歩してもなくならないのですね。

関連
医学処:エボラウイルスでゴリラとチンパンジーが大量死
医学処:HIVの起源はカメルーンのチンパンジー


広告
posted by さじ at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック