6月か7月生まれの人は、12月か1月に生まれた人に比べ、強度の近視になる確率が大きいとの研究結果を、イスラエルのテルアビブ大が27日までに発表した。自然光にさらされる時間の長短が関係しているとみられるとしている。
同大の研究班は16−23歳のイスラエル人約30万人を対象に、近視と生まれ月の関係について調査を実施、相関関係が判明した。6月、7月生まれに強度の近視が最も多く、最も少なかった12月、1月生まれより、近視になる確率が24%高かった。研究班は夏生まれに近視が多い傾向は世界共通とみている。
研究論文の共同執筆者の1人、ミハエル・ベルキン教授によると、生後間もない時期に光に当たる時間が長いと、体内時計に関係するメラトニンというホルモンの分泌が抑制される。これに他の要因が重なると、眼球の前後直径が伸び、近視になると考えられている。
本当でしょうか…。生後まもない、紫外線に耐性のないころは目に太陽の光をあまり当てないほうがいいということですかね。まあ紫外線はいつでも、目に当てないほうがいいでしょうけれど。
近視になるかどうかは、やはり遺伝の問題だと思います。遺伝子的に近眼にならない家系の人は、どんなに酷使しても近視にならなかったりしますからね。
と、冬生まれにもかかわらず極度の近視の私が言ってみます。
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