ユニ・チャームは、経血が肌に着かないようにする生理用ナプキンの表面素材を開発した。従来品に比べ経血が肌に着く量が十分の一以下になる。今後新素材を使った生理用品を開発して、今年の秋をめどに商品化する計画だ。
表面に細かい穴が多数開いて、経血が吸収されやすいシートを開発した。これまではむれにくいが穴がなく経血が肌につきやすい「不織布シート」があった。新素材は不織布シートの利点をいかしたまま、穴を作って吸収をよくした。
経血に模した物質を滴下し肌を模したろ紙を押しつける実験では、従来製品では16%あまりが付着したが、新素材では0.2%だった。
凸凹によって、肌に接する面積も少なくなるんだとか。女性にとっての必需品も、どんどん改良されているようです。
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