2007年08月20日

読み方が適切ではないとして役所ごとに異なる判断をされた「稀星ちゃん」

「稀星(きらら)ちゃん」立山町駄目でも富山市OK 出生届の判断分かれる

 「稀星(きらら)ちゃん」は立山町は駄目でも富山市はOK−。今年二月に生まれた赤ちゃんの名前の読み方をめぐって、二つの自治体で出生届受理の判断が分かれていたことが十六日、分かった。名前の読み方に法的な制限はなく、受理の可否が各自治体任せになっている制度のあいまいさが表れた格好だ。

 両自治体の対応に戸惑う立山町の女性は今年二月、富山市内の病院で女児を出産。出生届を立山町に出したが、同町は「きらら」とは読めない、として受理しなかった。ところが、富山市内で生まれたので同じ日に富山市に届けてみると、受理された。

 戸籍法は子どもの名前を「常用平易な文字を用いなければならない」とし、使用できる文字を法務省令で常用漢字、人名用漢字、平仮名、片仮名としているが、読み方には触れていない

 立山町住民環境課は「通常では読めず、再考してもらおうと『このままでは受理できない』との趣旨を伝えた」と説明。一方、富山市市民課は「親が込めた名前への思いは大きく、よほど特異でない限り、意向を尊重する」と言う。

 富山地方法務局は「読み方が適切ではない場合は受理すべきではないと、各市町村に助言している」(戸籍課)が、強制力はなく、最終判断は各市町村長に委ねている。

 女性は「親の現住所がある立山町で受理してほしかった。自治体ごとに判断が違うのは納得できない」と話している。



 女性の最後のコメントを読んでも、黙れという感情しか沸かないから不思議ですなぁ。

 どうして最近の親はこんなわけの分からない名前をつけたがるんでしょうね。思うに、漢字能力が著しく落ちていることも一因だと思うのですが。稀星って。これでキララは読めないわ。しかもキララなんてファンシーな名前が似合うのは10代前半までだわ。この子が30歳になったときにテレビ局か何かで取材に行って欲しい。キララちゃんから一転、どこへ行ってもキララさんと呼ばれるその瞬間を垣間見てもらいたい。

 あと、最近流行ってるこのコピペを思い出した。↓


小学校の父親参観のとき、児童たちが「将来の夢」について作文読んでた。
まだ低学年ということもあり、夢いっぱいの子どもたちが
「大きくなったら中村俊輔みたいなサッカー選手になります」とか
「大きくなったら、お母さんみたいな看護婦さんになります」とか言ってる中
「大きくなったら総理大臣になります」と言う子がいた。
その子の作文の内容が
「大きくなったら総理大臣になります。
そして、子どもに変な名前をつけちゃいけないっていう法律を作ります。
変な名前だと子どもはイヤです。
大人は、子どもがイヤなことをしたらいけないと思います。
子どもに変な名前をつけた大人は罰金にします。
それから、変な名前の人は自分で変えてもいいっていう法律を作ります」
と宣言してて、教室内がしーんと静まり返った。
作文を読み始めるまでは、教師の制止も無視してビデオ撮りまくって
「こっち向いてー。もっと大きい声で読んでー」とかやってたその子の両親が
ビデオカメラとめて無言でうつむいてるし。

その作文を読んだ子の名は「恋獅子(れんじし)」君だ。


関連:医学処 珍しい名前の子どもは、学校の成績も悪い。
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posted by さじ at 08:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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