妊娠中に喫煙している女性のうち、24歳以下の若年層の喫煙率が他の年代層に比べ2倍以上と特に高いことが、11日までに京都市の調査で分かった。
妊婦が喫煙した場合、早産や流産などのリスクが高くなると指摘される中、市保健福祉局では「たばこが及ぼす悪影響に対し、若い母親ほど認識が低い」と分析し、今後、禁煙指導など啓発を強めていく。
市健康づくりプラン改定に向け、今年2月に保健所で4カ月児健康診査を受診した市内の母親999人を対象に、喫煙や飲酒など生活習慣について初めてアンケート調査をし、627人から回答を得た。
妊娠前に「たばこを吸っていたか」との問いに、「吸っていた」が24・1%。しかし、妊娠中は禁煙する人が増え、「妊娠中も吸っていた」は7・7%まで減少した。
ただ、妊娠中の喫煙率を年代別にみると、25−29歳が8・0%、30−34歳5・1%、35−39歳7・2%、40歳以上8・3%に対し、24歳以下が17・7%と各年代層に比べ、2倍以上に高い比率となっていた。
一方、母親の喫煙が胎児や乳幼児に「悪影響があると思うか」との問いでは、「思う」が全体で81・1%だったが、24歳以下は69・5%と低かった。この結果も踏まえ、同局は「喫煙の悪影響の認識が若い母親ほど低くなる。妊娠中や育児中の母親の喫煙は、胎児や乳幼児を虐待しているようなもので、喫煙の怖さを啓発していく必要がある」として、今後、医療機関などを通じて禁煙指導を強めていく。
煙草を吸うことで健康に害があることは明らかでしょうし、妊娠中はそれが子供にとって悪影響を及ぼすこともよく知られていると思います。
それでも吸う人がいるというのは、まぁ要するに「妥協」なんでしょうね。大人になるにつれて、色んなことに妥協し始めます。自己に芯を持たない人ほど、甘い方向甘い方向へ進んでいくのです。
別に煙草吸ったってそんなに影響出るわけないじゃん、毎日吸ってるけど全然影響ないし。たとえ出たとしても別にいいし、という人、結構いますよね。医師ですら喫煙者が沢山いるという実情をみれば、喫煙のリスクを知りつつも妥協して吸う人が多いということが分かります。
でも、それと妊娠中の喫煙は別問題だと思います。子供にストレートに影響するからこそ、妥協なんか出来るはずがないんです。はっきり言ってしまえば20を過ぎたいい大人が自己責任で煙草を吸って健康を害そうと知ったこっちゃありませんけれど、子供には罪がないんですから出来るだけ健康な状態で産んでもらいたい。
それでもしてしまう若い妊婦たち。彼女らは、自分のストレスになることや論説を極端に嫌うみたいですけれど、せめて子供を宿っている時ぐらい、黄色信号でスピードを落とすべきではないですか?
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