2007年08月18日

メタボ克服のためのジョギング中に虚血性心不全で死亡

「メタボ侍」運動中に急死 伊勢の減量挑戦企画に参加

 三重県伊勢市で「7人のメタボ侍 内臓脂肪を斬(き)る!」と題して市幹部らが減量に挑戦する企画に、市長らとともに参加していた同市健康福祉部の男性課長(47)が、運動中に倒れ死亡していたことが17日、分かった。

 伊勢署などによると、課長は休暇中の14日午前9時10分ごろ、Tシャツと短パン姿で自宅近くの路上に倒れているのを通行人に発見されたが、既に死亡していた。死因は虚血性心不全で、ジョギングかウオーキング中だったとみられる。

 この企画は生活習慣病予防をPRするため森下隆生市長(57)が発案。メタボリック症候群の疑いのある幹部7人が、保健師から食生活や運動のアドバイスを受け、減量に挑んでいた。課長は腹囲が100センチあり、「10センチ減」を目標としていたが、保健師に急激な減量をいさめられていたという。

 同市の中北幸男健康福祉部長は「亡くなったことは痛恨の極み」としながら「死亡と減量の因果関係はなく、減量のために運動すること自体は健康に良い行為」と述べた。同市は企画を継続し、予定通り、10月11日に減量の成果を市民に公表する方針という。



 不運だったのでしょう…。減量との因果関係はないでしょうけれど、心臓への負担とジョギングによってこのような事態に。

 そもそも喫煙や肥満など、中高年は元々虚血性心疾患のリスクを抱えていますから。生活習慣を見直すことから初めてもらいたいと思います。

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posted by さじ at 20:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環
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