2007年08月18日

赤ちゃんポストを検証する組織を熊本県知事が作る。

赤ちゃんポスト検証組織…熊本県と市、設置へ

 熊本市の慈恵病院が運用する「赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)」について、熊本県の潮谷義子知事と熊本市の幸山政史市長は16日、県庁で記者会見し、短期的、中期的な観点から運用状況や社会的な課題などを検証する新たな組織を設けることを明らかにした。

 中期的な検証結果は運用開始の2年後をめどに取りまとめ、国に報告し、現行制度や法改正につなげたい意向だ。短期的な検証組織としては、市が設置する市要保護児童対策地域協議会(41機関参加)の下部組織として、外部の専門家5〜7人による専門部会を設置。

 「明らかに違法な状態」がないか、子どもの安全が確保された形で適正な運用がなされているか、という観点から3か月に1回、検証を行う。



 行政側も動き出しましたね。まぁ最初の試みとしては必要なことだと思います。特に熊本県は知事が反対姿勢をとっているので、まだこうのとりのゆりかごに関しては懐疑的なのでしょう。

関連
医学処:赤ちゃんポストの設備が完成。まずは情報交換と相談を。
医学処:熊本県知事「こうのとりのゆりかごに預けた親を出来るだけ特定する」
医学処:親が養育できないとした新生児を受け入れる「赤ちゃんポスト」


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posted by さじ at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児
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