厚生労働省は8日、2006年度の「医療費の動向」をまとめ、中央社会保険医療協議会に報告した。医療保険と公費負担医療の対象となる概算医療費の総額は前年度比0・1%増の32兆4000億円と、横ばいだった。
06年度に診療報酬が3・16%と大幅に引き下げられたことによるもので、厚労省は「医療費の伸びを抑制できた」としている。
厚生労働省側はほとんど努力していないにもかかわらず、医療費が抑制できたと喜んでいますね。そりゃあそうでしょう、病院側に無理を強いているんですから。社会人として真っ当なこととは思えませんけど。病院側は厚生労働省の指示に従うしかないんですから、急な診療報酬改正や看護師を増やすような指示などにすぐさま対応しなければならないのです。
医療費を抑制し続けることは不可能なのですから、別のアプローチが必要だと思います。
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