滋賀県湖南市の夏見城遺跡から、室町時代後期(16世紀半ば)の真鍮製の毛抜きが見つかり、県文化財保護協会が10日、発表した。鶴や植物が精巧に線刻されており、城主級の人物が身だしなみを整える際に使用したとみられる。
毛抜きは、現在の毛抜きと同じ「撥形」で、長さ8センチ、重さ15・6グラム。表面には、翼を広げた鶴と水生植物の沢瀉が特殊なノミを使って彫り込まれている。沢瀉は「勝ち草」といわれ、戦国武将が好んで用いた意匠。城主が出陣などの晴れの場で、身だしなみを整えるために使用した可能性もあるという。また、周辺からは当時としては珍しい信楽産の茶道具も出土した。
そんな時代から無駄なもの扱いされているのですね。そりゃそうか…。あと1000年ぐらいしたら脚の毛もなくなるかもしれません。
ちなみにホクロから出ている毛などは、抜かないほうがいいとか。抜いたときの刺激があまりよくないらしいので、数mm離して切るのがベストだそうです。
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