東京都内では十一日、熱中症で五十七人が救急搬送された。男女二人が意識不明の重体、一人が重篤となった。
東京消防庁によると、午後一時ごろ、中央区の工事現場で、誘導員の男性(56)が倒れ、意識不明に。午後五時ごろには、新宿区のアパート室内で、女性(77)が意識不明の状態で倒れているのを大家が見つけた。
午後一時五十分ごろにも、世田谷区のグラウンドで男子大学生(18)がサッカーの練習中に倒れた。意識はあるが、重篤な状態という。
■神戸では6人搬送
兵庫県内でも同日、熱中症とみられる症状で病院に運ばれる人が相次いだ。各地の消防によると、神戸市は六人で、七月二十八日と並んでこの夏最多となったほか、尼崎、豊岡市で各一人など。
最近の暑さは尋常じゃありませんね。しかも室内は涼しいとくれば、過酷な外の猛暑を我慢してしまいがちです。が、人間の体というのはそこまで万能ではありません。適度に気遣ってあげて下さい。
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