2007年08月03日

世界でほとんど報告のない、重度の心臓疾患の難手術に成功する。

生児 奇跡の心臓手術…静岡 動脈4本つなぎ直し成功

 報告例がほとんどない心臓の異常が見つかった新生児に対し、静岡県立こども病院(静岡市)が、9時間40分に及ぶ難手術に成功、2か月になった赤ちゃんが1日、無事退院した。

 手術を受けたのは、5月24日に同病院で生まれた浜松市東区、会社員内山和幸さん(47)の長女美幸ちゃん。同病院によると、右心室と左心室の位置が逆になっていたうえ、心臓弁などの異常を合併しており、通常なら生後1か月程度で亡くなるケースだったという。

 世界的にもほとんど症例報告がないが、副院長の坂本喜三郎・循環器センター長(48)は手術の組み合わせで救命できると判断し、同月30日に執刀。人工心肺につないで約2時間心臓を止め、数ミリしかない四つの動脈を切り離して、つなぎ直すといった難手術を成功させた

 2歳までに2度の追加手術が必要となる見通しだが、坂本副院長は「今後の手術をクリアすれば死亡率は5%未満」としている。内山さんは1日、記者会見し、「奇跡が重なり、命を救ってもらった」と話した。



 まさに快挙。おめでとうございます。

 別ソースによると、「心臓から大動脈にほとんど血液が流れない「大動脈弁閉鎖」に加え、右心室と右心房の間の弁が機能しない、心臓の左右の心室の位置が逆にある、という合併症を伴っていた。」そうで。無茶苦茶な病気ですね。しかしそれをおそらく世界で初めて治してしまったわけです。日本の医療は凄い。

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posted by さじ at 04:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 循環
この記事へのコメント
坂本 喜三郎は東京女子医大で韓国人男性に弁置換手術と言って同意書にサインさせ、実際はダブルスイッチ手術をし志望させた疑いがある。只今裁判中
Posted by 女子医科大学 at 2012年01月21日 21:12
>韓国人男性
解散
Posted by at 2012年01月22日 16:36
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