2007年08月01日

マムシ酒を造ろうとした男性、マムシに咬まれて死亡

自宅でマムシ酒製造中 男性かまれ?死亡

 二十九日午後四時十五分ごろ、神戸市北区の無職の男性(87)が自宅の庭で倒れているのを近所の人が見つけ、一一九番通報。男性は病院に運ばれたが、約二時間半後に死亡した。

 有馬署が調べたところ、男性の右手の人差し指にヘビにかまれたようなあとがあり、近くで体長約五〇センチのマムシと焼酎の空き瓶が見つかった。

 男性は今月二十七日に知人からもらったマムシを水の入った瓶に漬け、酒をつくっていたといい、同署は瓶から逃げたマムシにかまれたのではないかとみて詳しい死因を調べている。



 マムシの毒はハブより強烈な出血毒であるといわれています。

 wikipediaより、絶対にやってはいけないことを抜粋。

運動・・・心拍数が上がると、それだけ毒の回りが速くなる。

飲酒・・・運動と同じで、心拍数が上がる。また、肝臓に負担がかかるため、肝臓の解毒作用が弱まってしまう。

切開・・・不潔な環境で素人が切開すれば、化膿の危険が高まり、また、毒の作用によって抵抗力が弱まっているため、たちまち感染症に罹ってしまいやすい。

縛る・・・毒の回りは遅いので、縛っても無意味。逆に、患部に新鮮な血液が行かなくなるため、患部が壊死する危険が高まる。

冷やす・・・毒蛇に咬まれると患部が腫れるが、打ち身や捻挫とは違い、冷やしても効果はない。むしろ、患部が壊死する危険が高まる。

血清を打つ・・・手元に抗血清があっても、安易に使用してはならない。血清は毒蛇の種類によって違うし、また、誤って使用した場合や以前にも抗血清を使用したことがある場合などには、抗血清に対するアナフィラキシーショックが起こることもあるため、使用は医師の判断に任せること。実際の病院での治療では、あらゆる対策が講じられた後に、消炎剤や抗生物質などと併用しながら静脈に点滴で投与する。

関連:ヘビは、カタツムリを食べるために右利きへ進化した。


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posted by さじ at 03:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 皮膚
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