中部アユタヤ県ワンノイ郡在住のHIV感染者の男性(50)が売春婦に「復讐」をしている、との書き込みがアユタヤ県警ホームページの掲示板に掲載された。
同掲示板によれば、この男性は売春をしている女子大生を専門に狙っており、手口は、相手がHIVに感染するよう予めコンドームに穴を開けておくというものだ。
また、警察が、この人物は確かに実在するとコメントしたことから、同郡では、井戸端会議の話題のトップともなっている。
その後、反響の大きさに驚いた情報提供者から警察に、「身の安全が危ぶまれる」として、削除を依頼する連絡が入ることになった。
しかし、警察では「これが事実としたら、地域社会にとり大きな脅威となる。早急に逮捕しなければならない」として、情報提供者に対して、より詳しい情報の提示を求めている。
一方、アユタヤ県保健所のラタナチャイ医師は、「個人データを公表することはできない」として、マスコミの取材を拒否している。
これ日本だったら確かものすごく重い罪だったように思います。日本のHIV感染者も、既にものすごい数になっているので、現実にこういうことがあってもおかしくはないですよね。日本はHIVの無料匿名検査が受けられますし、HIVに感染しても発症しないようにするいい薬がありますので、不安な方はまず検査を!
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