「第3回STOP・ザ・非行 ふくおか 北九州市大会」(県PTA連合会など主催)が8日、同市小倉北区室町1丁目の北九州芸術劇場であり、小中学生の保護者ら約800人が参加した。
県警少年課北九州少年サポートセンターの安永智美・少年育成指導官が、最近の事例としてランドセルにシンナーを入れている小学生、公園の公衆トイレの障害者用でセックスする中学生などの話を紹介した。
決して珍しいケースではないといい、「薬、暴力、セックス。形は違っても根っこは同じ。怒り、悲しみ、苦しみが出せないでいる」と指摘。「親が怒るだけでは何も解決しない。問題行動の根っこを知ってください」と呼びかけた。
本当に「怒りや悲しみ、苦しみ」を表に出せないために非行に走るんですかね?正直奇麗事といいますか、単に子供のせいにしたくないだけなのでは、とも思ってしまいます。
例えば万引きする小学生がいたとして、それは親に関心を持ってもらいたいためにやっていると言う人もいますが、「罪の意識がないためにやっている子供」もいれば、「単なるスリルでやっている子供」もいるでしょうし「罪の意識より物欲のほうが勝る子供」もいるでしょう。最近の傾向として、それらを分けずに子供の味方になってやらないといけない、という風潮が強い気がします。それで非行が直ればいいんですが、実際どうですかね。
まあどんな理由であれ、そういう子供に育ってしまったのは「親の責任」が8割方でしょう。まず店側に二人で行って、子供の見ている前で土下座して謝罪するぐらいの姿を見せないといけません。それで子供が何も感じないのであれば「叱る」。
自分が手を挙げたくないからといって、大事なところで何もしないのであれば、それ相応の子供にしか育ちませんし、万引きをする子供に育ってしまったのも周囲から見て「納得」できますね。結局親がバカだったんだ、と。
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