不要入れ歯をリサイクルして貴金属を取り出し福祉に利用しようと、「入れ歯回収箱」が11日、佐賀県神埼市役所に設置された。全国では千葉県鎌ケ谷市に続き2例目。
松本茂幸市長(56)は入れ歯を手に取り、回収箱に入れた。「入れ歯で募金ができると聞いたときは驚いたが、とてもいい活動なのでもっと全国に広がってほしい」と話した。
売却益は、国連児童基金(ユニセフ)と神埼市社会福祉協議会に半分ずつ寄付される。
埼玉県坂戸市の特定非営利活動法人(NPO法人)日本入れ歯リサイクル協会が、神埼市に働き掛けて実現した。同協会は昨年12月から郵便による入れ歯の回収と貴金属のリサイクルを行い、ユニセフに約1000万円の寄付をしてきた。
「家族の遺品を役立ててほしい」「体の一部なので捨てるに捨てられなかった」と好評だ。
同協会によると、入れ歯は金など希少金属が使われている場合、数万円の価値を持つものもあり、平均して1個当たり約2500円の売却益が見込めるという。
代表の三好勇夫さん(63)は「入れ歯は『燃えないごみ』ではなく、資源になるということを知ってほしい」と話している。
へー。これは初めて知りました。いい試みですね。全国的にメジャーな試みになってほしいです。1個あたり2500円ということは相当いい募金額になるのではないでしょうか。
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入れ歯リサイクルの輪を広げる活動をしている全国入れ歯リサイクルセンターの松永と申します。
入れ歯リサイクルについてブログを書かれているようなので、コメントさせていただきました。
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