荒れたり、シミになったりした皮膚が自己回復する機能に働きかける成分を配合した化粧品乳液「マリアンナ・ナノキューブ・エマルション」を、聖マリアンナ医科大学の研究者らによるベンチャー企業「ナノエッグ」が9日、発売した。
大学発ベンチャーが自社ブランドとして化粧品を売り出すのは珍しいという。
同社は昨年4月、同大先端医薬開発部門の山口葉子助教を中心に設立。医薬品開発の失敗から生まれた液晶物質の一種が、本来の目的とは異なる皮膚の自己回復作用を促すことがわかり、これを「ナノキューブ」と名付けた。昨年秋、この液晶物質を配合した化粧品を大手エステ企業が発売すると、半年で約4万本を売り上げるヒットになり、ナノエッグ社では自社ブランドでの商品化にも乗り出した。
ブランド名の「マリアンナ」は、同社を応援する大学にちなんだもの。価格は120ミリ・リットルで1万5000円。販売は同大の売店と、同社サイトで行う。
経済産業省大学連携推進課によると、大学で生まれた技術などを基に設立する大学発ベンチャーの数は、2006年3月末で約1500社。高機能素材を開発し、他社に製品の原料として納入する企業は多いが、化粧品で自社ブランドを作り、消費者向け製品まで手がける例は非常に少ないという。
あー、これは売れる。そもそも売れない要素が無い。値段が高いぐらいでしょうか。でも効果のあるものに良い化粧品を使うのは、女性なら「お金をつぎ込んで当然」と思えるのでは?
以下会社概要からのコピペですが、ますます凄い。
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【開発背景】
ふっくらと弾力に満ちた、赤ちゃんの美しい肌。「あの頃のような肌に戻れないだろうか。私たち女性研究者は、人間が本来持っている内外の環境の変化に対応して生体を正常に保とうとする機能「ホメオスタシス」に着目しました。
お肌にも自分の力で美しくなろうとする力、「スキンホメオスタシス」が備わっています。ところがストレスや加齢などにより「スキンホメオスタシス」が十分に発揮できなくなると、傷ついた肌細胞が眠っているような状態になってしまいます。
この度、開発した「NANOCUBE(ナノキューブ)」は「スキンホメオスタシス」を目覚めさせる、まったく新しい発想から生まれたジェルです。 このジェルによって、角質層に存在する細胞間脂質構造が一過的に変化し、それを回復しようと肌本来の「スキンホメホスタシス」が発揮され、表皮細胞のターンオーバーのサイクルがスムーズになります。
【製品概要】
NANOCUBE(ナノキューブ)配合のエイジングケア乳液。
シミやしわなどの肌トラブルにトータルにアプローチします。使うほどに肌細胞をみずみずしく保つヒアルロン酸が生まれ、きめが整い、お肌本来の美しさが戻ります。
内容量:120mL
価格:15,000円(税込)
本製品は、7月9日(月)よりインターネット(www.nanoegg.jp)、またはご注文専用フリーダイヤル(0120-338-440)にて販売開始となります。今後は、聖マリアンナ医科大学内売店にて店頭販売も予定しています。
【株式会社ナノエッグ】
聖マリアンナ医科大学とパートナーシップを組み、 化粧品と医薬の研究開発をすすめています。 「いつまでも健康で美しく」 - この永遠のテーマを達成する夢の卵が、知の最前線である大学で次々と生まれています。 ナノエッグの企業理念は大学における研究成果や技術を最適なかたちで世に送り出し、人類に貢献すること。 より豊かな未来へ向けて、革新的・画期的なテクノロジーを実現しています。
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医科大学の研究機関で化粧品を作ってしまったら、無敵だろう。まぁ聖マリアンナ医科大学にしてみれば、この商品で効果があまりないとか、不具合が生じるとかしたら、もうそりゃ世間に大学単位で叩かれるわけですからね。逆に言えば、自信を持って世に送り出してきたわけですから、効果の程はそんじょそこらの化粧品よりも期待できるのではないでしょうか。今のところネットで買うしか出来ないみたいですので、会社のサイトからどうぞ。
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