2007年07月07日

浴槽用の浮き輪を使用した乳児がバランスを崩して溺れる事故。

浴槽用浮輪:バランス崩し、乳児おぼれる 死亡や重体も

 浴槽用浮輪を使用した乳児が、バランスを崩して浴槽内でおぼれ死亡する事故が起きていたことが分かった。国民生活センターが5日、公表した。01〜06年、死亡には至らなかったが同様の事故が他に6件あった。うち1件は現在も意識不明の重体が続いており、同センターは「使用しないか、使用する場合は子どもから絶対に目を離さないで」と呼びかけている。 

 同センターによると、死亡したのは岡山県の生後10カ月の女児。一緒に入浴していた母親が、もう一人の子どもの着替えをさせた後、風呂場に戻ると浮輪ごと転覆していた。重体は広島県の生後10カ月の男児で、母親が着替えている間に転覆しおぼれた。

 他の事故は生後8カ月〜1歳11カ月の乳幼児で、呼吸が止まったケースもあるが、いずれも回復した。

 浴槽用の浮輪は、首がすわったころから2歳半くらいまでが対象。ビニール製の四角形が多く、ずれ落ちないようにパンツ型のシートが付いている。足を通し、座った状態で浮かせて使う。

 同センターが、ベビー用品店などで購入した6種類の浴槽用浮輪を検証したところ、いずれも静かに浮かんでいれば安定しているが、身を乗り出すと、バランスが崩れ転覆。頭が下になって起きあがれず、おぼれることが分かった。6種類とも、日本玩具協会の安全基準に達したことを示すSTマークが付き、安定性や安全性を強調する記載もあった。

 同センターは「尻と足を固定するのは安全のためなのに、転覆すると致命的な要因になっている」として、同協会に製品の見直しと、消費者への注意喚起を要望した。



 怖いですね。できれば使わない方向でお願いしたいです。子供ってのは何をするか分からないので、目を離さない。それでも目を離してしまうことはどうしてもあるわけですから、なるべく身の回りに危険なものをおかないことです。
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posted by さじ at 00:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 救急
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