2007年07月06日

虫歯治療の女児が全身麻酔を受けた後急性心不全で死亡する。

虫歯治療中の女児、全身麻酔後に死亡 山梨県立医療施設

 山梨県は6日、県立あけぼの医療福祉センター(韮崎市)で、虫歯の治療中の9歳の女児が全身麻酔を受けた後に死亡したと発表した。女児は重度の知的障害があり、常時介護を必要とする状態だったという。死因は急性心不全で、届け出を受けた県警が司法解剖などをして調べている。

 同センターによると、女児は同県甲斐市在住。5日午前10時過ぎ、虫歯11本の治療のため、全身麻酔を受けた。治療中の午後2時過ぎ、血圧が急に下がり容体が急変。6時間後の同日午後8時ごろ、死亡した。

 県障害福祉課は「判断や処置に誤りはない」と説明した。



 虫歯11本…。

 全身麻酔をかけたということは重度知的障害があるために治療困難な状況を想定したから、でしょうか。虫歯が11本あるところをみても、他者に従わない可能性が見受けられます。

 全身麻酔は、中枢系に働いて、意識を消失させます。その作用機序はいまだ不明なところが多く、特異説や非特異説などさまざまな説が考えられています。交感神経も抑制されるため、血圧の低下などに反応できなくなったんですかね。

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posted by さじ at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科
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