2007年06月30日

ドイツの野鳥から、今年初の鳥インフルエンザを検出する。

独で今年初の鳥インフルエンザ、野鳥の死がいから検出

 ドイツ南部バイエルン州で野鳥の死がいから、高病原性鳥インフルエンザH5N1型ウイルスを検出したと、同州ニュルンベルクの保健当局が24日、発表した。ドイツで鳥インフルエンザが確認されたのは、今年に入って初めて。

 専門機関の調査結果によると、ニュルンベルク近郊の2カ所の湖で見つかった、白鳥2羽、ガン1羽の死がいから、ウイルスが検出された。

 当局はただちに、近郊の農家などに対し、飼育している家きん類が鳥インフルエンザに感染していないか検査するよう、指示を出した。同時に、生きた家きん類や家きん類から作られた製品の移動を、23日から21日間中止すると発表した。

 欧州連合(EU)諸国では昨年、ドイツやオーストリア、デンマーク、イタリアなど13カ国で、野鳥700羽以上から鳥インフルエンザが確認されている



 人類は、この広がりを止められるのか。しかし中世の大流行とは違い、今の人類には予防疫学という知恵がありますからね。もしかすると未然に食い止めることができるかもしれません。そのためには隔離などの迅速な対応が国のトップに求められますが。

関連
医学処:熊本県内のクマタカの死骸から鳥インフルエンザを検出
医学処:北大で、鳥インフルエンザのワクチン開発に成功する。
医学処:インドネシアの5歳少女が鳥インフルエンザで死亡
広告
posted by さじ at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック